再録「1 地球の歩き方 By Train ヨーロッパ鉄道の旅 (地球の歩き方BY TRAIN)」 [テーマのある旅]
1 地球の歩き方 By Train ヨーロッパ鉄道の旅 (地球の歩き方BY TRAIN)
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/03/13
- メディア: 単行本
テツには必携の書なんだろうと思われる。
今回はブダペストープラハ間は世界の車窓から気分を味わう列車の旅なのだ。
位置関係を理解してなかったので、あとで気づいたのだが、チェコとハンガリーはお隣でない。
どうりで、なぜチェコ・ハンガリーの組合せ?とみんなが不思議がるわけだ。(笑)
オーストリアかスロバキアを経由することになるが、たいていはウィーン経由で、ついでに観光をする三カ国周遊パターン。
が、直線距離だとスロバキア経由が近い。国境をまたいでいくので、スタンプももらえるのだ。
さてヨーロッパは地続きだから鉄道の旅はレイルパスなど割引制度もある。
地球の歩き方 鉄道の旅 http://rail.arukikata.com/
本はスイスなどローマ時代の石橋を渡るような景勝地の区間や夜行列車を紹介。
チェコも地方に行く手段を紹介していた。
今回この本をかりた目的は時刻表のみかたがわからなかったから。
添乗員はいないので自力で国境を越えなくてはいけなくて、旅行会社からは普通に時刻表のコピーがきましたが、当然英語だしマークの意味がわからない。
チケットの予約自体は旅行会社がしてくれたが自由席なので、自分たちで列車を選べる。
なので列車のチケットの読み方などがわかる本書を読んだわけだ。ヨーロッパの駅の様子や鉄道ならではの単語が掲載されていてためになった。
トラブル会話集もよかった。
あちらは発車ベルが鳴らないから時間は余裕がないと厳しい。
前にオランダからベルギーにぬけた際は車内アナウンスは4ヶ国語で、しかも英語が最後だから気が抜けなかった。
終点ではないから、降りるのを間違えたら下手すると国境をこえてしまう。
ドキドキしながらの旅であった。
今回は姉妹でちとポヤヤンなので、気合いを入れたい。
お勧めしたい人・・・鉄道でヨーロッパを回りたい人
グルメ度・・・★☆☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★☆
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★☆☆☆☆
ストーリー度・・・★☆☆☆☆
タグ:鉄道
再録「ひとりでも行けるオペラ極楽ツアー」 [テーマのある旅]
おひとり様女性のガイドなせいか、オペラだけでなく各都市の見開き見どころガイドがついている。
専門の音楽のカメラマンが撮影している写真なので内装の写真が見事!
オペラなので、イタリア都市が多いけどドイツやフランス、イギリスにオーストリアやチェコ、ハンガリー、アメリカ!もある。
キチンとガイドブックなのでオペラをみるのが目的ならよいと思った。
オペラゆかりの地巡りツアー紹介もあり。
一度に何か所かオペラめぐりをするコツなども掲載。
だいたい1か所のオペラハウスというか都市について4ページくらい掲載されている。
劇場のサイトなども紹介されているので、参考に。
お勧めしたい人・・・オペラに興味がある人
グルメ度・・・★★☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★☆
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★★☆☆☆
観光地度・・・★★★☆☆
ストーリー度・・・★★★★★
タグ:オペラ
再録「図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック (ふくろうの本/世界の文化)」 [テーマのある旅]
図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック (ふくろうの本/世界の文化)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
財団法人日本城郭協会が監修というすごい本です。
財団法人日本城郭協会
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nihonjokaku/
こんな協会あったんですね。日本城郭フォトコンテストとかやっているし。
今度検定もあるそうな。
びっくり!
そして城フェチまたはオタクな人々の熱いエールで選ばれたのが、ヨーロッパ100名城というわけ。
日本100名城もあるそうなんだけど。
城郭協会ならではのこだわりとして、屋敷系のお城は評価が低い。石垣とか要塞みたいに城郭がないと!ということらしい。
日本だと城とあっても大名屋敷みたいのあるしねえ。
日本版だと100のうち30くらいかな?いったことあるのは。
ヨーロッパのお城はやっぱりドイツ、イタリア、フランス、イギリスは多い。あと海岸部分とか国境沿いだね。
歴史的には例えばローマのライン側付近のの防衛ラインだとか。
あるいはフランスとイギリスの戦争のための城壁とか。
あとはオスマントルコの侵入を防ぐとか。
要塞都市とかはかなり実用的なものがあるので、居住空間としてはよろしくない部分がある。
でも戦闘用のお城!って感じはすごく受ける。
値段の関係かオールカラーでないのが残念。
でも、主要なお城一覧ではあるので、眺める分には楽しい。
一応いき方ガイドあり。
1城1ページくらいで、歴史やコラム的なものがのっている。
100選に選ばれたお城にまわったことを証明するものを協会におくると城郭マニアとして認定されるので、興味のある方は試してはどうだろうか?
お勧めしたい人・・・城に興味がある人。歴史好き。スタンプラリー好き。
グルメ度・・・★☆☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★★
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★☆☆☆☆
ストーリー度・・・★★★★☆
タグ:城
再録「図説 アール・ヌーヴォー建築―華麗なる世紀末 」 [テーマのある旅]
図説 アール・ヌーヴォー建築―華麗なる世紀末 (ふくろうの本)
- 作者: 橋本 文隆
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
アールヌーボー建築はベルギーが聖地だそうだが、チェコ、ハンガリーにも比較的多いので読んでみた。
ハンガリーはブダペストが地図入りであったがチェコは解説は多かったが地図はなし。
例に上がってた写真が娼館だっただけに、地図に載せにくかったのかな?
アールヌーボーは鉄とか固い金属なのに優美な線を描いているのがエロチック。
装飾は建築の中では重きを置かれないみたいですが、世紀末に栄えたハプスブルク帝国の美術には相応しいと思われます。
中世の終わりに栄えるって、ようは世紀末なんだよね・・・。
意外にフィンランドとスペインが取り上げられており、こちらは石の文化な香りがするアールヌーボーでした。
お勧めしたい人・・・建築に興味がある人
グルメ度・・・★☆☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★★
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★★☆☆☆
ストーリー度・・・★★★★★
タグ:建築
再録「[新装版]世界の建築・街並みガイド5オーストリア・チェコ・ハンガリー・ルーマニア」 [テーマのある旅]
[新装版]世界の建築・街並みガイド5オーストリア・チェコ・ハンガリー・ルーマニア
- 作者:
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2012/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今までは3か国くらいだったのに、いっきに国が増えてしまった。
あまり数がなかったから?
でもオーストリアも、チェコも、ハンガリーも中世の街並みという点ではかなり優秀。
ハプスブルク家の栄光って感じで、宮殿とか多いし。
あとは音楽がさかんなせいか、劇場建築が素晴らしい。
楽友教会会館とか、工事中でいったときはみれなかったけど、面白そう。
オペラの劇場はからくり仕掛けみたいで裏方が見学できるコースとかは申し込んでみるとよいと思う。
庭園も充実しているからいいと思う。
カフェの文化もあるので、喫茶店のインテリアを楽しむのもよいとテーマのある旅コラムでおすすめされている。
チェコとかなんかは、映画「アマデウス」の撮影場所に選ばれたくらい。
世界遺産の街並みが続く。
同じく世界遺産のチェスキークルムロフ旧市街とかいってはみたい。
ポーランドはアウシュビッツ収容所はいかないとだめだろうなあと思いつつ。。。
日本人の訪問は少ないとガイドさんがかいてましたが。
広場が見どころとのことです。
スロヴァキアはわずか数ページであっさり。確かにツアーでも田園風景が美しい国がうりなので、建築という感じではないのかも。ミハル門とか劇場関係かな。
ブタペストは王のいない王宮とか温泉地とかいい感じ。
ハプスブルク家の温泉地を巡る旅というコラムがあったよ。
ルーマニアもページのさき方が少ないけど、修道院系が世界遺産らしい。壁画なのかな?
こちらは中世の街並みとか建築というより、もっと古代っぽい。
しかもアジアとかトルコとかの流れをくんでいるせいか、尖塔というより、がっちり系な気がする。
全部をめぐるには広すぎるなあ。
音楽の劇場めぐりくらいはちょっとしてみたいけど。
コラムは結構この巻は充実していると思う。というか私の好みだった。
お勧めしたい人・・・音楽、劇場建築に興味がある人。カフェ文化に興味がある人。かわった建物が好きな人。
グルメ度・・・★☆☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★☆
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★★★★★
ストーリー度・・・★★★★★
タグ:建築
再録「世界のビール図鑑」 [テーマのある旅]
テーマのある旅ということならビールめぐりもいいと思う。
今回はチェコに行くので眺めてみた。なので中欧本に入れるにはちょっとイレギュラー。
世界の5大ビール国は、アメリカ、ドイツ、イギリス、ベルギー、チェコで紹介されていた。
アメリカが意外な気がしたが・・・。
図鑑なので、写真と会社名他、味の解説付きで眺めても楽しい。
ブルワリー訪問特集もあるので、工場?見学をしたい人にもおすすめ。
用語集やティスティングメモのコーナーもあるということは書き込んでね!という本なのかなあ。
5大国にはおすすめビール紀行、モデルコースがついているので、ビールめぐりにはぴったり。
産地の地図もあるので、地域性もわかる。
その他の国では日本の地ビールも紹介されている。
こうしてみると世界は瓶ビールなんだね。
アフリカのビールとか珍しい。
モルトやホップなどの改札や一口コラムもよい。
ビールの巨匠紹介とか。
ラベルも楽しめるしね。
お勧めしたい人・・・ビール好き、図鑑好き、工場見学好き??
グルメ度・・・★★★★★
写真・イラスト度・・・★★★★★
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★☆☆☆☆
ストーリー度・・・★★★★☆
再録 「イタリア・ハンガリー・チェコ・ポーランド洋食器の旅」 [テーマのある旅]
食器、陶器、グラスの代表的ブランドの歴史と分類傾向を扱った本。
シリーズで他にもイギリスやフランスの洋食器もある。1996年発行ではちと古い。今でもあるのか??
ブランド傾向をみるにはよい。
職人インタビューはなかなか記事としても読み応えあり。
イタリアはヴェネツィアグラスのセグーソ、バルビーニ工房を磁器はジノリを特集。 ヴェネツィアグラスはその技術を流出させない為に、ガラス職人に貴族の称号を与えるかわりに島に閉じ込めた。海の国のせいか、作品も海や風を感じさせた。
ジノリはメディチ家をパトロンとして発展。 古い陶器を参考にして絵付けたりしてイタリアルネッサンスっぽいかも。
器を使っているホテル紹介もあり。
番外編で家具や額縁職人がある。
ハンガリーはヘレンドhttp://www.herend.co.jp/を紹介。バラトン湖近くにある。
東洋を採り入れたデザインにロンドン万博でエリザベス女王が目をとめたのがきっかけでメジャーに。ハンガリーは緑色好き?グリーン系が多い。ハプスブルク家のウィーンのバラモチーフはなかなか愛らしい。
ジョルナイhttp://www.zsolnay.com/index.htmlがないのはセラミックだからかなあ?
チェコは温泉飲料のマグとしてホルニー・スラフコフとブジェゾバが。ボヘミアガラスで有名なモーゼルをセレクト。
ワイングラスも華やかで楽しい。浮き彫り技術を駆使して絵画的。
ボーランドは知らなかったけど、絵画的というより土っぽい感じが出ている。
コウオやウォツアヴェックは花柄で鮮やかなものが多い。
お勧めしたい人・・・陶器、ガラスなど食器好き、工房を巡りたい人
グルメ度・・・★☆☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★★
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★★★☆☆
観光地度・・・★☆☆☆☆
ストーリー度・・・★★★★★