ナジ・イムレ像~1956年革命 [ブタペスト]
自由広場から国会議事堂へ向かう途中。ナードル通りにに向かう角の小さな公園にナジ・イムレ像があった。
実は写真を撮っている時にはきづかなくて、なんだろうこのおじさん。隣に立って写真とる?
などと妹と話していたのだ。結局太鼓橋も彫刻みたいだからやめようとなりましたが。
ナジ・イムレは1950年代のハンガリーの首相で、ハンガリー動乱(1956年革命)の際にソ連軍に捕らえられて処刑されてしまった人。
そんな悲劇的な方とはつゆしらず。
いやーだって今までの政治家の像って割と高い位置にあって上から見下ろして、威圧的でないですか。なんかしかめつらとかだったりやたら勇ましかったりするし。
小さな公園につくったのは、冷戦後の影響であまり大々的にはつくれなかったからなのかな?
しかしこんな散歩道に太鼓橋で佇んでいるおじさんが首相とは思わなんだ。
定年後に第2の人生を考えているおじさんかと思ったよ。
欄干に手をかけてるし、早まらないで!とか止めたりとか・・・。いやそこまで表情は暗くないけど。
なんか孫と散歩にでてそう。
国会議事堂を見つめる像にしているのは意味があると思うけど、像をつくった作者さんはなかなかではないですかね。すごく親しみやすそうで、いい像だと思いました。
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