再録「ビールと古本のプラハ」 [チェコ本]
スラブ語の研究者によるエッセイ。かなり古いので、中身的にはビロード革命直後くらい。1997年発刊。
なので、ソ連の影響下とかで、自由にものがいえない時代な香りがまだ残っている感じ。
本文は主に岩波書店「図書」http://www.iwanami.co.jp/tosho/
に掲載されていたもの。
「図書」のように各出版社がだしている書店向けPR誌は結構面白い。はなこは、書店に行くとレジコーナーで無料でもらえることが多いので、大きめの書店に行くときは必ずもらうようにしている。
参考までに
小学館 きらら http://www.quilala.jp/
筑摩書房 ちくまhttp://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/
黄金の虎というビアホールが気に入っているみたいで何度も言っている。何曜日はこの人たちのように、常連さんは来る曜日も決まっているようだ。著者が留学していた時になじみになったそう。
古本もお気に入りのところにまわったり、革命で急激に資本主義化する中で、物価の高騰や零細書店の淘汰もあった様子。
そういったのが、現地の友人たちなどの交流といった日常からみた視点が面白かった。
新書でさらった読める。
しかしこの先生ビールにこだわりがあるというか、おいしそうに飲むよなあ。
なんか読んでいると飲みたくなる本でした。
お勧めしたい人・・・エッセイ好き、ビール好き
グルメ度・・・★★★★☆
写真・イラスト度・・・★☆☆☆☆
マニア度・・・★★★★☆
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★★☆☆☆
ストーリー度・・・★★★★★
2012-10-10 00:34
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