再録「ブダペスト旅物語」 [ハンガリー本]
バランスのとれた写真つきガイド本。夜景の写真は秀逸。
お店やグルメ紹介、歴史もきちんとおさえた王道のガイド本。
ドナウ川が流れていて、クルーズも楽しめるのはわかっていたけど、よく考えると橋の都でもあるブタペスト。
東京も荒川には橋がたんまりかかっていて、日の出桟橋からの水上バスは浅草まで安くて楽しめて個人的には好きなコース。桜の時期の隅田川の景色もいいし、お台場方面にぬけるコースも楽しいのだが、橋の街、川の街という点では似ているかも。
東京水上バス
http://www.suijobus.co.jp/index.html
週末は橋を封鎖してビアガーデンで屋台にする橋もあるそうな。レインボーブリッジでやったらすごいだろうな・・・。
くさり橋をはじめとする川沿いの形式はどこか安心する。
ブダが旧市街で山の斜面にあり。ペストは新市街で平らな土地にある。
橋がかかってから交流が深まったそうな。それまでは、矢切の渡しな世界だったそうな。
ただ橋はオーストリア軍やドイツ軍など戦争で何度も破壊されている。
王宮もハプスブルクの関係の時にもので、王宮に王不在ではしってきた都市なのもおもしろい。
エリザベートが人気が高く、愛称のシシィにちなんだレストランなどもたくさんある。
オーストリアより自由にできたのが、シシィが何度も訪れて、付き人もハンガリーの人をおいた理由かも。
温泉紹介に国会議事堂、カフェなども紹介している大変バランスのとれた本。入門編にはぴったりだとおもう。
ちょうど滞在記も読んだが、こちらはソ連の支配下からぬけでてまもないせいか、物資不足や国際ルールが通じないとかなり辛口な本だった。ガイドもほとんどないし、風俗本かなあ。
やっぱ観光と住むのは違うよね・・・と思いながら読んでしまった。
お勧めしたい人・・・市内をがっつり歩いて観光したい人、歴史なんかも興味がある人
グルメ度・・・★★★★☆
写真・イラスト度・・・★★★★★
マニア度・・・★★★☆☆
ショッピング度・・・★★☆☆☆
観光地度・・・★★★★★
ストーリー度・・・★★★★☆
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