再録 「図説 チェコとスロヴァキア (ふくろうの本)」 [中欧本]
スロヴァキアがここまでのっているのは珍しい。
地球の歩き方もチェコ、ポーランドとセットだしね。
こちらも歴史シリーズなので、歴史をザカザカ読んでみる。
でもスロヴァキアの地方都市が載っているのは珍しいかな?
意外に充実なのがお城めぐり。
こんなにお城があるんだねえ。
あとは南ボヘミアで鯉の養殖が盛んだったのは驚いた。
領主は地元の名産を一生懸命作っていたのはいづこも同じで、鯉が意外に高く売れたらしい。
鯉を生でとはないみたいだけど、フライにして食べる郷土料理があるそうな。チェコと鯉なんて組み合わせびっくりです。
文化面では絵画なども紹介されていますが、アルチンボルドの「ウェルトゥムヌスに扮したルドルフ2世」という作品がインパクト大。
野菜とかで領主の顔を描いてよくOKでたよなあ。凄すぎる。
スロヴァキアの朱とはブラチスラヴァ(スロヴァキア語)なんだけど、名前でもひと悶着あったらしく、ポジョニというハンガリ―語の案もあったらしい。
人種の交流地だからそういうこともあるのね。
山岳地帯の国なので、美しい田舎風景が特徴。
古城めぐりでは、美女の幽霊が出るとこもあるらしく、肖像画をみると確かにでそうな美人だ。
全部で9つのお城が紹介されている。
城好きにはいいかも。
イケメンを探してしまうのはお約束~。
スロヴァキアの牧師の家出身の空軍のシテファーニクさん写真のみで説明がほぼないがなかなかイケメンだ。でも編集者の意図がよくわからない。なんで写真だけ載せたんだろう?
カレルチャペックの写真も初めてみたよ。
この人の北欧の旅行記は読んだことがあります。
「ロボット」は一度読んでもよいかも?
お勧めしたい人・・・歴史に興味ある人、古城に興味がある人
グルメ度・・・★☆☆☆☆
写真・イラスト度・・・★★★★☆
マニア度・・・★★★★★
ショッピング度・・・★☆☆☆☆
観光地度・・・★★☆☆☆
ストーリー度・・・★★★★★
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